議事録に週3時間かけている人へ|Notta×tl;dvで作業を分担する自動化の進め方
公開日:2026-06-13 最終更新:2026-06-13
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議事録の作成に毎週まとまった時間を使っているなら、工程の見直しが有効です。
- 議事録に時間がかかる原因は「録音整理」「文字起こし」「要約・共有」の3工程に分散している。
- 選定軸は「工程ごとの自動化難易度」「使用中のWeb会議ツール」「チーム展開の段階」の3点。
- 迷ったらまずNotta単体で個人運用し、Web会議中心の業務にはtl;dvを追加するのが最短ルート。
この記事でわかること
- 議事録作成の4工程(録音・文字起こし・要約・共有)それぞれの時間の取られ方
- AIで削れる工程と、人の確認が欠かせない工程の見極め方
- NottaとtL;dvの使い分けと、組み合わせパターン
- 個人試行からチーム展開までの段階的なロードマップ
議事録工程ごとの自動化レベル

週3時間を議事録に使っているなら、どの工程に時間が集中しているかを把握するところから始めましょう。
録音・文字起こし・要約・共有の4工程はそれぞれ自動化の難易度が異なります。
下の早見表で整理します。
| 工程 | 自動化レベル | 代表ツール | 向いてる規模 |
|---|---|---|---|
| 録音 | 高(Web会議ツール標準機能で対応可) | Notta/tl;dv | 個人〜チーム |
| 文字起こし | 高(AI精度が高く大幅な時間短縮が見込める) | Notta | 個人〜中小規模 |
| 要約 | 中(AI生成可・人による確認は省略不可) | Notta/tl;dv | 個人〜チーム |
| 共有 | 中(テンプレ化と社内ストレージ整備で短縮) | 公式参照 | チーム向け |
録音はWeb会議ツールの標準機能と組み合わせるだけで自動化できます。
文字起こしはAIの精度が高く、最も時間削減を実感しやすい工程です。
一方、要約と共有は自動生成の補助を受けつつも、人の判断が必要な工程として残ります。
NottaとtL;dvを5軸で比較

あなたの業務に合うツールを選ぶために、主要5軸を並べて確認しましょう。
値はすべて公式情報をもとにしています。
| 項目 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 提供元 | Notta株式会社(日本法人)/親会社 NOTTA INC. | tldx Solutions GmbH(ドイツ) |
| 対応Web会議 | Zoom/Google Meet/Microsoft Teams | Zoom/Google Meet/Microsoft Teams |
| 料金体系 | 無料プランあり・有料プランあり(料金詳細は公式参照) | 無料プランあり・有料プランあり(料金詳細は公式参照) |
| AI機能 | 音声自動文字起こし/AI要約/多言語翻訳/Web会議リアルタイム文字起こし | AI議事録自動生成/会議録音・文字起こし(30言語以上)/AI要約(MEDDICなどカスタムフォーマット対応)/マルチ会議分析・トレンド検出/AIによる商機自動発見/自動フォローアップメール生成/セールスコーチング機能 |
| 向いてる使い方 | 日本語精度を重視する個人〜中小規模チームの文字起こし・要約 | Zoom/Meet/Teams中心のセールスチームの議事録・商機管理 |
両ツールともZoom・Google Meet・Microsoft Teamsの主要3サービスに対応しています。
機能の方向性がはっきり異なるため、「文字起こし精度を優先するか」「セールス業務との連携を優先するか」で選び分けが明確になります。
Nottaの詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供会社 | Notta株式会社(日本法人)/親会社 NOTTA INC. |
| 費用 | 無料プランあり・有料プランあり(料金詳細は公式参照) |
| 主な機能 | 音声自動文字起こし/AI要約/多言語翻訳 |
| 対応チャネル | Web会議/音声ファイル/リアルタイム録音 |
| セキュリティ認証 | 公式参照 |
| 向いてる企業 | 日本語精度を重視する個人〜中小規模チーム |
Nottaは、Web会議・音声ファイル・リアルタイム録音の3チャネルに対応した議事録AIです。
日本法人が東京都千代田区に設立されており(設立:2022年5月25日)、日本語対応に力を入れているとPR TIMESのプレスリリース(出典:PR TIMES『Notta株式会社 AIボイスレコーダー発表』 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000106830.html)で確認できます。
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとの連携にも対応しており、個人の文字起こし用途から中小チームの議事録共有まで幅広く使えます。
料金の詳細は 公式サイトで要確認 です。
tl;dvの詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供会社 | tldx Solutions GmbH(ドイツ・アーヘン) |
| 費用 | 無料プランあり・有料プランあり(料金詳細は公式参照) |
| 主な機能 | AI議事録自動生成/会議録音・文字起こし(30言語以上)/AI要約(MEDDICなどカスタムフォーマット対応) |
| 対応チャネル | Web会議(Zoom/Google Meet/Microsoft Teams) |
| セキュリティ認証 | 公式参照 |
| 向いてる企業 | Zoom/Meet/Teams中心のセールスチーム |
tl;dvは2020年にドイツ・ケルンで設立され、2025年に日本市場へ参入したWeb会議特化の議事録AIです(出典:enterprisezine.jp 2025年日本市場参入記事)。
30言語以上の文字起こし、MEDDICなどセールスフレームワークに対応したカスタムフォーマットの要約、CRM連携、自動フォローアップメール生成など、セールス業務への統合を想定した機能群が揃っています(出典:tl;dv公式機能ページ https://tldv.io/features/)。
マルチ会議分析やトレンド検出、AIによる商機発見など、単なる議事録記録を超えた活用も可能です。
料金詳細は 公式サイトで要確認 です。
あなたの選定ポイント3点

1. 現在主に使うWeb会議ツール(Zoom/Teams/Google Meet)
両ツールともZoom・Google Meet・Microsoft Teamsの3サービスに対応しています。
ただし、tl;dvはWeb会議チャネルに特化しているため、Zoomを主軸にするセールスチームでは連携の深さを発揮しやすいです。
音声ファイルや対面録音の場面が多い場合、Nottaのほうが対応チャネルの幅が広く合いやすいでしょう。
2. 個人運用かチーム共有か
個人で文字起こしと要約を効率化したいなら、Nottaの無料プランから始めるのが手軽です。
一方、チームで会議の振り返りや商機管理まで行いたい場合、tl;dvのCRM連携・セールスコーチング機能が役立ちます。
段階的に試す場合、個人運用→チーム共有の順で切り替えるか、並走させる選択肢もあります。
3. 日本語精度と英語混在会議の頻度
Nottaは日本法人が開発をリードしており、日本語対応への注力が確認できます(出典:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000106830.html)。
英語や多言語の混在が多い商談・会議が中心なら、tl;dvの30言語以上対応が選択肢になります。
両者を組み合わせ、日本語主体の社内会議にNotta、英語混在の対外商談にtl;dvを使い分けるパターンも有効です。
導入優先度マトリクス|効果 × 導入難易度

あなたが今どの段階にいるかで、優先して試すツールが変わります。
| 導入易 | 導入難 | |
|---|---|---|
| 効果大 | Notta(個人運用・無料プランから試せる) | (該当なし) |
| 効果中 | tl;dv(Zoom中心の組織で即効性) | (該当なし) |
Nottaは無料プランで個人の文字起こし・要約から始められるため、導入ハードルが低いです。
tl;dvはWeb会議ツールとの連携設定が必要ですが、Zoomを主体とする組織では比較的スムーズに動き始めます。
どちらも初期設定の工数は限定的で、大規模なシステム改修は不要?=です。
段階的ロードマップ|フェーズ1〜3

フェーズ1(1週目):Nottaで個人運用を開始する
- ゴール:Nottaの無料プランで実際の会議を文字起こし・要約し、修正に要する工数の感覚をつかむ
- 推奨ツール:Notta
- 次フェーズへの判断基準:文字起こしの修正量と要約の精度が自分の業務に合っていると判断できたら次へ
フェーズ2(2週目):tl;dvを追加してチームで並走する
- ゴール:Web会議中心の商談・MTGにtl;dvを導入し、CRM連携やフォローアップメール生成の効果を小規模で確認する
- 推奨ツール:tl;dv
- 次フェーズへの判断基準:少人数での運用ルールが安定し、チーム内で議事録の品質基準が合意できたら次へ
フェーズ3(1ヶ月後):運用ルールを整備してチームに展開する
- ゴール:録音の同意取得フロー・要約の確認手順・共有先のルールを明文化し、チーム全体への展開を始める
- 推奨ツール:Notta/tl;dv
- 次フェーズへの判断基準:チームメンバーが各自で議事録を運用できる状態になり、人的修正の割合が安定していること
導入前に確認したい注意点

- AI要約は文脈の重要度判断が不完全なため、人の確認は省略できない
- 認識精度は録音環境に依存し、雑音や複数人発話では精度が低下する
- 録音同意の運用が定着しないと法的リスクが生じる
- チーム展開時の月額コスト累積に注意が必要
- AI生成議事録の品質ばらつきが顧客共有時のトラブルにつながりうる
AI要約は文脈の重要度判断が不完全という点は、実務で最も注意が必要です。
AI要約はキーワードの頻度や発話量をもとに生成されるため、会議の文脈や決定の重みを正確に判断できないことがあります。
送信前に担当者が内容を確認する手順を欠かさず設けましょう。
認識精度は録音環境に依存します。
会議室の反響、マイクの品質、複数人が同時に発話する場面では、AIの認識精度が大きく下がることがあります。ヘッドセット使用や静粛な環境確保!=が精度維持に有効です。
録音の同意取得は、個人情報保護委員会のガイドラインに基づく運用が求められます(出典:個人情報保護委員会 公式サイト https://www.ppc.go.jp/)。
会議の参加者全員の同意を得るフローを事前に設けないと、法的な問題になる可能性があります。
チーム展開時のコストについては、有料プランの料金が公式参照のため具体額を記載できませんが、複数ユーザーで展開する場合は年間の累積コストを公式サイトで欠かさず確認してください。
導入前に予算感をチームと合意しておくことが重要です。
AI生成議事録の品質ばらつきとして、会議の種類・参加人数・発話スタイルによって出力の精度が変動します。
特に顧客に共有する議事録は、担当者の確認と修正を経てから送付するルールを設けることを推奨します。
まとめ
議事録の工程を分解すると、録音・文字起こしはAIで大幅に効率化できる一方、要約と共有には人の確認が残ります。
Nottaは日本語対応と多チャネル対応を強みとし、個人の文字起こしから始めやすいツールです。
tl;dvはWeb会議特化のセールス機能群を備え、Zoom中心のチームで連携の深さを発揮します。
あなたが今すぐできる一歩は、Nottaの無料プランで直近の会議を1本文字起こしし、修正量を確認することです。
そこから工程の課題が見えてきます。
